北欧の闇と決意
フィンランドの首相が来日しましたね。
フィンランドとスウェーデンは中立を政治的に通してきましたが、今回のロシアによるウクライナ侵攻を受け、NATO加盟に踏み切るようです。
フィンランドは西側諸国とロシアの間にあり、冷戦次代、両側のスパイの拠点でした。
スウェーデンは中立国。その意味は、第二次世界大戦中、ドイツ(ナチ)に抗戦するノルウェーや他国と一線を引き、ドイツ軍をスウェーデンを通してノルウェーに進軍させた、というCunning(少しずる賢い)面もありました。
フィンランドは、NATO軍が視察に来るほど、雪山での軍事訓練が優れていて、それが今回のフィンランドの決意の後ろにもあると思われます。かつてロシア軍にも勝っています・
何より、現在のNATOの事務局長は、以前のノルウェー首相が務めています。
ノルウェー、グリーンランド(デンマーク領)は、対ロシアでの戦略的Iロケーション。
アメリカのみならず、今回は欧州が腰をあげてきたことに、私は賛同を覚えます。