ヘルプマーク
赤のフダに白い十字のマーク。
これ、「ヘルプマーク」ってご存知ですか？ 外観からはわからない病気や障害を抱えている方がつけて、私を助けてね、と無言で伝えるアイテム。
裏には担当病院や親族の連絡先が書かれている。交通機関などで普及広告を見るけどまだまだ知られていないかなあ。
私の亡き夫が最初の外科手術をして放射線治療に挑むとき、このマークのことを看護師さんから教えていただき、配布先（指定の駅など）で快くもらいました。
本人は、つけたがりませんでした。外見は普通なのに病気です、と宣伝しているようなものだ。自分は普通に見られたい。
そうだね。
だから、一人でどこか行くとき（滅多にないけど）、人生を謳歌したいと海外に行くとき（空港内で）つけてもらいました。幸に、このヘルプマークのお世話になることはなかった。
私が言いたいのは、他の人にどう思われようと、ヘルプマークを持つ資格のある人はつけてほしい。公共の場で、交通機関の場で、誰かがそれを知っているから何かが起こったときにすぐに対処ができる。すぐか、しばらくは、とても生命や予後に関わる。
なんで今、この話を持ち出すか？ それはまた書くね。雨が降るとね、いろんな思いが込み上げてくるんだよ。
