すでに出家ではないか。
ふと、出家の定義を瀬戸内寂聴さんの本で知った。
一度死んで、生きていく。
これを仏門に入らず家で行うのが在宅出家。
ってこれだったら、わたし、とっくに出家してます。得度つんでないし経典も読んでないし、何より宗教に属してないけど。
2019年3月15日に伴侶を失い半年事後手続きに忙殺され、、、
秋には身の回りの整理し遺書書いて、じわじわと私は死にました。
物理的に死んで早く伴侶に会いたくて、でも病気で生きたい人達を想うと自傷は、違う。
だから、偶発的に死ねないかって、ずっとずっと願ってた。
この時期を経て私は一旦死んで、そして生きてる。広義で出家と同じじゃないか、と普通に思えた。
でも無の境地に達せる訳でもなく、哀しく、淋しく、嬉しく、感情は波のよう。
出家の先には何があるの?