欠けているもの。
私には、少ないけれど素晴らしい友人がいる。
多くを語り合える同僚も、数少ないけれどいる。
日々を充実させ(すごくプレッシャーあるけど)てくれる仕事やボランティアの仕事もある。
そして今は、毎日をともに過ごせる相棒のアントニア(柴犬)もいる。
そんな私が、数カ月に一度、まだある国立の病院に通い遺族ケアを受けている。処方も終えたいけどまだ続いている。
先生に注意いただいて、できるだけお酒の量を減らすようにも努めている。
それでも毎日ワインは飲む。
これはね、愛への渇望でしかない。もし私が深い愛を経験していなかったらこんな状況にはなっていなかったと思う。
そこまで渇望してしまうほどの、大きく深い優しい愛に10年以上守られていたらから、剥き出しになった自分を自分で守るしかない。
埋めきれない空白。それをワインで補っている。
自分でも悪い循環だとわかっている、なんとかしないと、って自覚している。
でも、どうにもならないから、日々を生き抜くために、できるだけ健康にいきて、食べて、
周りの人を限りなく大切にして、同僚や部下のことを想って、そしてNPO活動で多くの見過ごされた人を間接的にでも支えたいと心から願って生きている。偽善的にはなりたくない。
ただ、どうしてもまだ埋めきれない空白。ワインで埋めている自分をどうしていいか、まだ解決策はないな。